2006年01月17日

はてなブックマークに追加容疑事実を裏付けられるのか

asahi.com:朝日新聞 ライブドア強制捜査 ―ニュース特集―
Yahoo!ニュース - ライブドア

例のニュース。

僕の目線から見て気になるのは、やはり容疑事実を裏付けられるのか否かという一点に尽きる。livedoor 社長日記には多くの応援コメントが(現時点で568件)寄せられているみたいだが、ライブドアの敗色は濃厚と僕は見ている。
ITmediaニュース:堀江社長ブログ更新、応援コメント相次ぐ

かけられた容疑は二つ。その一つは偽計取引(もしくは風説の流布)。ライブドア子会社のライブドアマーケティング(当時社名「バリュークリックジャパン」)が、既に親会社のライブドア本体が75%の株を取得して子会社化していた出版社「マネーライフ」を、「買収する」とあたかも一から買収するかのような発表をしたというもの。

この発表が実際検察の言うように、事実と異なる内容の発表でありなおかつ株価誘導目的であると判断されれば、これは証券取引法で禁じられた「風説の流布」にあたる。また、先にライブドア本体が事実上子会社化した事実を意図的に伏せていたとすれば、あとの取引が「偽計取引」と見なされる。

ところが取材等で堀江社長は「あのくらいの規模の会社は一々買収したって公表はしない(社内でもそんな情報を一々やりとりしない)」みたいなことを述べていた。となれば、バリュークリックジャパンは実際にはライブドア本体が既に買収していることを知らずに「買収する」との頓珍漢な発表をしてしまった可能性も、人が良すぎる見方かも知れないが、あることはある。

東京地検はこの容疑をどんな風にして、証券取引法で禁止された「偽計取引」と喝破し「風説の流布」にあたると裏付けて行くつもりなのか。見物人の一人として鼻息が荒くなる。

かけられたもう一つの容疑は、バリュークリックジャパンが昨年11月に公表した第3四半期決算短信に、売り上げや利益の水増しがあったとするものだ。こういう話を一体検察はどこから掴んだのかが興味深いところだが、聞くところによれば決算短信には中間・期末決算と違って監査は入らないそうなので、水増しは可能であるという。

虚偽の事実だかどうだかは調べれば分かると思う。今回は明らかに寝耳に水だったろうから、関係のブツは処分・移転するヒマもなく捜査員の手に渡ったに違いない。

ただ問題は「風説の流布」とは、証券取引法上「有価証券等の相場の変動を図る目的」がなければならないとされる点だ。資料等では裏付けがたい思惑的側面を、東京地検がどのように立証していくつもりなのか。注目したいと思う。

livedoor ニュース - 東京地検特捜部など、ライブドアを強制捜査
   緊迫した現場の空気が伝わってくるようだ。

asahi.com:朝日新聞 ライブドア事件 ―ニュース特集―
特集ライブドア:MSN毎日インタラクティブ
Yahoo!ニュース - ライブドア
livedoor ニュース ライブドア強制捜査
東証 : 風説の流布
posted by 猫並 at 18:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライブドア考 |
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。